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買ってはいけないゴルフ会員権の特徴6つ!後悔しない見分け方

ゴルフ会員権
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ゴルフ会員権には「買ってはいけないもの」があるって聞いた。何を見れば失敗しないのか、買う前にちゃんと知っておきたい…

そう考えて、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。

結論からいうと、買ってはいけないゴルフ会員権は、「安いかどうか」ではなく、ゴルフ場の経営・会員数・売りやすさ・費用の4つを見れば、かなり見分けられます。ただし、どのゴルフ場にも当てはまる絶対の基準はなく、最終的にはゴルフ場ごとの確認が必要です。

この記事では、買ってはいけないゴルフ会員権の特徴を6つに分けて、それぞれの確認方法と、買う前に使える5項目のチェックリストまで順番に解説します。

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  1. 買ってはいけないゴルフ会員権とは?先に結論と見分ける3つの視点
    1. 結論:安いだけで決めると失敗しやすい
    2. 「買ってはいけない」と言われる理由
    3. 見分ける3つの視点(経営・使いやすさ・出口と費用)
  2. 経営が不安定なゴルフ場の会員権は避けたい
    1. 預託金が戻りにくくなる仕組み
    2. 経営状態の調べ方
    3. 運営会社が変わったときの確認点
  3. 会員数が多すぎて予約が取りにくい会員権
    1. 会員数と予約の取りやすさの関係
    2. 購入前に確かめる方法
  4. 相場が下がり続けて売りにくい会員権
    1. 相場が下がりやすいゴルフ場の特徴
    2. 売れないときの出口
  5. 年会費や名義書換料で元が取れない会員権
    1. 年会費と諸費用の合計を出す
    2. 年に何回行けば元が取れるか
  6. 売買の条件が厳しい会員権
    1. 紹介者や面接が必要なゴルフ場
    2. 利用できる人が限られる会員権
  7. 買う前に確認したい5項目のチェックリストと業者への質問
    1. 5項目のチェックリスト
    2. 業者に聞いておきたいこと
    3. 無料見積もりで確認できる業者
  8. 買ってはいけないゴルフ会員権のよくある質問
    1. Q. ゴルフ会員権を買って後悔する人が多い理由は?
    2. Q. 買ってはいけない会員権を買ってしまったら、どうすればいい?
    3. Q. 36ホールのコースは避けたほうがいい?
  9. まとめ 買ってはいけないゴルフ会員権を避けて後悔を防ごう

買ってはいけないゴルフ会員権とは?先に結論と見分ける3つの視点

「買ってはいけない」は、法律や業界で決まった分類ではありません。買ったあとに後悔しやすい会員権を指す、通称のような言葉です。まずは、何が「後悔」につながるのかを整理しておきましょう。

結論:安いだけで決めると失敗しやすい

ゴルフ会員権の価格が安くても、名義書換料や年会費、仲介手数料を足すと実際の総額が高くなることを示す天秤の図解

会員権の価格が安いと、つい「お得だ」と感じてしまいます。しかし、ゴルフ会員権は本体の価格が安くても、名義書換料や年会費が重いと、総額ではむしろ高くつくことがあります。

たとえば、次のような計算例を考えてみましょう。これは分かりやすくするための仮の数字です。

費用 Aコース Bコース
会員権代金 30万円 70万円
名義書換料 110万円 33万円
仲介手数料など 5.5万円 5.5万円
購入総額 145.5万円 108.5万円

Aコースの購入総額145.5万円とBコースの購入総額108.5万円を比較した図解、会員権が安くても総額で比べる大切さ

会員権の価格だけ見ればAコースのほうが40万円安いのに、総額ではBコースのほうが37万円安くなります。「会員権が安い」ことと「買ってお得」なことは別の話です。

「買ってはいけない」と言われる理由

後悔につながるポイントは、大きく3つに分けられます。

  • 使いにくい:会員が多すぎて予約が取れない、ビジターが多くて会員の良さがない
  • 持っているだけでお金がかかる:年会費や名義書換料が重く、元が取れない
  • 手放すときに困る:売れない、預託金が戻ってこない

見分ける3つの視点(経営・使いやすさ・出口と費用)

買ってはいけないゴルフ会員権を見分ける3つの視点、経営・使いやすさ・出口と費用を示す図解

この記事では、次の3つの視点で6つの特徴を紹介します。

  1. 経営:預けたお金が戻る見込みがあるか(特徴1)
  2. 使いやすさ:会員になって、ちゃんとプレーできるか(特徴2)
  3. 出口と費用:売れるか、総額は妥当か、入会条件は厳しすぎないか(特徴3〜6)

経営が不安定なゴルフ場の会員権は避けたい

1つ目の特徴は、運営会社の経営が不安定なゴルフ場の会員権です。ゴルフ会員権の中でも、特に金額への影響が大きいポイントになります。

預託金が戻りにくくなる仕組み

ゴルフ会員権には、ゴルフ場に「預託金」という保証金を預ける方式のものがあります。弁護士ドットコム運営のBUSINESS LAWYERSの解説(2016年5月更新)によると、全国約2,400か所のゴルフ場のうち、約80%がこの預託金制を採用しています(最新の統計は確認できていないため、今は割合が変わっている可能性があります)。預託金は、多くの場合10年間の据置期間をおいたあと、会員が退会するときに返還される仕組みです。

ここで問題になるのが、運営会社の経営が悪化したときです。同じ解説では、民事再生手続きに入ったゴルフ場について、預託金を持つ会員が多い場合、再生計画で決まる返済額はごくわずかになるのが通常だと説明されています。つまり、預けたお金が満額で戻るとは限らないということです。

なお、会員権の仕組みには、預託金制のほかに株主会員制などもあります。すべての会員権に同じリスクがあるわけではないので、購入前にどの方式かを確認しましょう。

経営状態の調べ方

経営状態は、次のような点から手がかりをつかめます。

  • 運営会社の名前と、会社が変わった経緯はどうか
  • 平日と休日の混み具合(お客さんが入っているか)
  • 預託金の返還に、これまで応じてきた実績があるか
  • コースの手入れや設備の状態(直近の口コミも参考になります)

個別のゴルフ場の内情は、会員権の仲介業者がよく知っていることが多いです。購入前に「このゴルフ場の経営面で気をつけることはありますか」と聞いてみましょう。

運営会社が変わったときの確認点

運営会社が変わったり、新しいスポンサーがついたりしたときも注意が必要です。BUSINESS LAWYERSの解説では、スポンサーが入ってビジターを多く呼ぶ運営になると、会員の従来のプレー権が十分に守られなくなる心配があり、会員権の市場での評価も下がる可能性があると指摘されています。

運営会社が変わったゴルフ場では、会員の権利がそのまま引き継がれるか、預託金の扱いはどうなるか、会員の優先枠は残るかを必ず確認しましょう。

会員数が多すぎて予約が取りにくい会員権

2つ目の特徴は、会員数が多すぎるゴルフ場の会員権です。せっかく会員になっても、プレーできなければ意味がありません。

会員数と予約の取りやすさの関係

ゴルフ会員権の仲介業者である日本ゴルフ同友会の解説(2024年8月)では、ゴルフ場の適切な会員数は18ホールあたり1,500人が目安とされています。27ホールなら2,250人、36ホールなら3,000人が目安です。

この目安を大きく超えるゴルフ場では、予約の受付開始日に電話がつながらず、つながっても枠が埋まっていることがある、と紹介されています。会員が多すぎると予約が取りにくく、会員権の希少性も下がるため、売るときの値段にも響きやすくなります。

実際の失敗談も見ておきましょう。2022年11月のYahoo!知恵袋に、「ゴルフ会員権を買って失敗した」という相談が投稿されています。質問者は、飽きないように36ホールのコースの会員権を買ったそうです。ところが、次のような不満が出てきたといいます。

  • 会員が多いので、メンバーの月例会などで同じ人と組む機会が少なく、ゴルフ仲間ができにくい
  • 人気のコースに予約が集中して、休日の予約が取りにくく、競技の予約も取りづらい
  • 来場者が多く、クラブハウスがざわざわして、朝の駐車場も混み合う

売って18ホールのコースを買い直したくても、名義書換料が無駄になり、次のコースでもまた名義書換料がかかることが悩みだと書かれています。さらに質問者は、購入時に業者から18ホールのコースを勧められていたのに、聞き入れなかったことを反省していました。ホール数が多いコース=悪いコース、ということではありませんが、買う前に「予約は取れるか」「混雑はどうか」を確認し、業者のアドバイスも聞いておくことが大切だと分かります。

ちなみに、この質問のベストアンサー(匿名の回答)では、会員数の限界は「1ホールあたり70人」で、36ホールなら2,520人より多いと予約しにくいという目安が書かれていました。日本ゴルフ同友会の目安(18ホールで1,500人=1ホールあたり約83人)より少し厳しめです。会員数の目安は、人や業者によって違うので、数字だけで決めつけず、プレー枠の数や予約方法もゴルフ場ごとに確認しましょう。

購入前に確かめる方法

次の点をゴルフ場や仲介業者に聞いておくと、使いやすさがイメージしやすくなります。

  • 正確な会員数(ゴルフ場への問い合わせで確認できます)
  • 会員の予約はいつから、どの方法で受け付けるか
  • 土日にメンバーだけが予約できる枠があるか
  • ビジターの受け入れ枠が、会員の予約を圧迫していないか

土日の会員枠や会員優待がしっかりしているゴルフ場は、会員になる意味を実感しやすいと言えます。購入前に一度ビジターとして回り、予約の取りやすさやコースの雰囲気を確かめるのもおすすめです。

相場が下がり続けて売りにくい会員権

3つ目の特徴は、相場が下がり続けていて、売りにくい会員権です。買うときだけでなく、手放すときのことも考えておく必要があります。

相場が下がりやすいゴルフ場の特徴

次のような特徴があるゴルフ場は、一般に買い手が少なく、売りにくくなりやすいとされています。

  • 相場の推移が、長い間右肩下がりになっている
  • 売りたい人ばかりで、買いたい人が少ない
  • 主要都市から遠いなど、アクセスが不便
  • 近くに似たコースが多く、競合が多い

購入前に、仲介業者の相場表で過去の推移と、売りたい人・買いたい人の数を確認しましょう。相場の調べ方は、ゴルフ会員権の相場はいくら?で詳しく解説しています。

売れないときの出口

万が一、使わなくなったときの出口もあらかじめ知っておくと安心です。

  • 売却する:仲介業者に査定を依頼する
  • 退会する:預託金制の場合、返還請求の手続きになる(返還の時期や金額はゴルフ場による)
  • 休会する:制度があるゴルフ場なら、年会費の負担を抑えられる場合がある

退会の手続きは、ゴルフ会員権の退会方法の記事で解説しています。

年会費や名義書換料で元が取れない会員権

4つ目の特徴は、年会費や名義書換料が重くて、元が取れない会員権です。

年会費と諸費用の合計を出す

購入にかかる費用は、会員権の代金だけではありません。購入総額は、次の式で考えます。

会員権代金+名義書換料+仲介手数料+入会預託金(ある場合)+初年度年会費+その他の実費

特に注意したいのが名義書換料です。日本ゴルフ同友会の解説では、名義書換料はゴルフ場に払いっぱなしになるお金で、会員権の代金と同じくらい、あるいはそれ以上に名義書換料が高い場合は、手放すときに戻ってくるお金が少なくなりやすいと説明されています。たとえば、会員権が100万円なのに名義書換料が150万円、といったケースです。

名義書換料の相場や、誰が払うのかは、ゴルフ会員権の名義書換料とは?で詳しくまとめています。

年に何回行けば元が取れるか

プレー回数の目安は、次の式で計算できます。

年会費 ÷(ビジター料金 − メンバー料金)= 元が取れるラウンド数

たとえば、年会費が5万円で、メンバー料金とビジター料金の差が1回4,000円なら、5万円 ÷ 4,000円 = 12.5回で、年13回が目安です。

さらに、名義書換料55万円を10年で割った年5.5万円も加えると、年間のコストは10.5万円になり、10.5万円 ÷ 4,000円 = 26.25回で、年27回ほどになります。月2回通えない人にとっては、元が取りにくくなる計算です。

なお、買ったコースが合わずに別のコースへ買い直すと、名義書換料がもう一度かかります。最初の1本目の選び方が重要です。

これはあくまで仮の数字を使った計算例です。実際のゴルフ場の料金で計算し、自分が年に何回行けるかを正直に考えてから決めましょう。

売買の条件が厳しい会員権

5つ目と6つ目の特徴は、入会や売買の条件が厳しい会員権です。買えたとしても、売るときに買い手が見つかりにくくなります。

紹介者や面接が必要なゴルフ場

ゴルフ場によっては、入会に紹介者(推薦人)や面接が必要です。紹介者がいなくて手配に手間や費用がかかったり、面接で条件が合わず入会できなかったりすると、会員権を買っても使えません。

仲介業者の解説では、近年は推薦人が不要で入会できるコースも増えているとされますが、ゴルフ場ごとに違います。それぞれ、ゴルフ会員権の紹介者がいない場合はどうする?とゴルフ会員権の面接とは?で解説しています。

利用できる人が限られる会員権

日本ゴルフ同友会の解説では、利用できる人が限られる会員権は、流動性が低く売りにくいと説明されています。たとえば、外国籍の人だけ、女性だけなど利用できる人が決まっている会員権や、複数人を登録する法人会員権などです。

特に関西圏の一部の名門ゴルフ場では、法人会員権が2名記名式で、入会費用や維持費が高く、入会も難しいため、流動性が低い会員権として知られていると紹介されています。「どうしてもそのゴルフ場に入りたい」という強い希望がなければ、買い手が限られる会員権は慎重に検討したいところです。

買う前に確認したい5項目のチェックリストと業者への質問

ここまでの6つの特徴を、買う前に使えるチェックリストにまとめました。

5項目のチェックリスト

確認項目 見るポイント
①経営 運営会社の安定性、預託金の返還実績、運営会社が変わった経緯
②会員数・予約 会員数の目安、土日の会員枠、ビジター枠の多さ
③相場の推移 過去の推移、売りたい人・買いたい人の数
④総額 名義書換料込みの購入総額、年会費、元が取れる回数
⑤入会条件 紹介者・面接の有無、利用できる人の制限

この5つのうち、1つでも「分からない」が残るなら、その状態で契約を急がないことが、後悔を避ける一番の近道です。

業者に聞いておきたいこと

仲介業者には、次のような質問をしてみましょう。答え方で、その業者が信頼できるかどうかも見えてきます。

  • このゴルフ場の経営面で、気をつけることはありますか
  • 会員数と、土日の予約の取りやすさを教えてください
  • 過去の相場の推移と、今の売り・買いの数はどうですか
  • 名義書換料や年会費を含めた、購入総額の見積もりをもらえますか
  • 売りたくなったとき、どのくらいで売れそうですか

デメリットも含めて答えてくれる業者は、信頼しやすいと言えます。逆に、契約を急がせる業者は避けたほうが安心です。

無料見積もりで確認できる業者

次の4社は、ゴルフ会員権の購入・売却の相談ができる仲介業者です。気になるゴルフ場があれば、複数社に聞いて、答え方や見積もりを比べてみましょう。

会社名 ひとこと
TKゴルフサービス 会員権の売買を相談できる
住地ゴルフ 購入・売却の相談ができる
朝日ゴルフ 購入・売却の相談ができる
日本ゴルフ同友会 1961年創業の老舗(運営サイトの記載より)

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買ってはいけないゴルフ会員権のよくある質問

Q. ゴルフ会員権を買って後悔する人が多い理由は?

A. 多くは「買ったあとに使いにくい」「想像より費用が重い」「手放したくても手放せない」のどれかです。具体的には、会員が多くて予約が取れない、名義書換料や年会費で元が取れない、売りたいときに買い手がいない、といったケースです。購入前に、経営・会員数・相場・総額・入会条件の5項目を確認しておけば、避けやすくなります。

Q. 買ってはいけない会員権を買ってしまったら、どうすればいい?

A. まずは、手放す・休む・使い方を変える、のどれが合うかを整理します。

  • 売却する:仲介業者に査定を依頼して、今の相場を知る
  • 退会する:預託金制の場合は返還請求の手続きになる(時期や金額はゴルフ場による)
  • 休会する:制度があるゴルフ場なら、一時的に負担を抑えられる場合がある

ただし、買い直す場合は名義書換料が再びかかるので、先に総額を試算しておきましょう。手続きは、ゴルフ会員権の退会方法とゴルフ会員権の休会制度で解説しています。

Q. 36ホールのコースは避けたほうがいい?

A. 一概に避けるべきとは言えません。ただし、日本ゴルフ同友会の目安では、36ホールの適切な会員数は3,000人ほどで、会員が多いと予約が集中しやすくなります。Yahoo!知恵袋には、36ホールのコースで休日の予約が取りにくくなった、という後悔の相談もありました。ホール数だけでなく、会員数・土日のメンバー枠・予約のルールを確認してから決めましょう。

まとめ 買ってはいけないゴルフ会員権を避けて後悔を防ごう

買ってはいけないゴルフ会員権は、「経営・会員数・相場・費用・入会条件」を確認すれば、買う前にかなり見分けられます。重要な点をおさらいします。

  • 経営が不安定なゴルフ場:預託金が戻らない可能性がある
  • 会員数が多すぎるゴルフ場:予約が取りにくく、売るときにも響きやすい
  • 相場が下がり続けている会員権:買い手が少なく、売りにくい
  • 年会費や名義書換料が重い会員権:総額で見ると元が取りにくい
  • 入会条件が厳しい会員権:紹介者・面接・利用者の制限で、買い手が限られる

気になるゴルフ場があるときは、契約の前に複数の業者へ同じ質問をして、答えを比べてみましょう。

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あわせて、次の記事も参考にしてください。

参考にした情報:BUSINESS LAWYERS「ゴルフ場の民事再生」(2016年5月更新)/日本ゴルフ同友会「【危険】買ってはいけないゴルフ会員権4つの特徴」(ゴルナレ、2024年8月)/ゴルフホットライン(名義書換料の解説)

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